2007年09月03日

つくつくぼうし

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一時の猛暑が少し和らいで、朝晩めっきり秋めいてきました。
落日の時間も早まり、本格的な秋がすぐそこまで近づいているようです。
“シャンシャンシャンジージー・・・”というクマゼミの鳴き声も消えて、とても静かな朝だな、なんて考えていてふと気づいたことがあります。
そういえば、ツクツクボウシの鳴き声が聞こえない?!

たしか、7月後半〜8月中頃にかけてクマゼミが鳴き、クマゼミとバトンタッチするようにツクツクボウシが鳴いて秋が近いことを告げていたように思う。
ところが今年はツクツクボウシの鳴き声を全く聞いた覚えがない。
クマゼミの鳴き声にかき消されて聞こえなかっただけだろうか?
ちょうど今ぐらいの時期に、近くの木々で“ツクツクボーシツクツクボーシツクツク・・・”と鳴いていたはず。
どうしちゃったんだろう?

先日あるテレビで「大量発生」をテーマにした番組が放送されていました。
その番組で「大阪でクマゼミが大量発生」というのがあり、なんでもヒートアイランド現象により平均気温が上昇し、それに伴って湿気が低下して土が乾燥して固くなったのが原因だとか。
セミは木の枝に産み落とされた卵から幼虫がかえり、木を降りて地中にもぐって成長します。
ところが土が固くなってしまうとアブラゼミなどクマゼミ以外のセミは地中にもぐることができずに死んでしまうのだそうです。
クマゼミは少々土が固くなっても地中にもぐることができるのだとか。
ツクツクボウシも地中にもぐれなかったのかな?

最近の地球は自然破壊や温暖化など、いろんな要因で傷ついています。
スイスの氷河はどんどん溶け出し、洪水となって街を飲み込みながら海へと流出している。
北極では凍って当然だった海域が凍らないため、北極グマが食料を捕獲するのに困難な状況になっている。
日本近海では水温が上昇したことにより、魚介類の生息がどんどん北上し漁業に大きな損害が出ている。
・・・などなど。
こうして見ると、困っているのは人間だけじゃなくて、自然の生き物たちも困った状況に陥っていることがうかがえます。

大量発生したクマゼミたち。
わたしたち人間は「朝からうるさいなー」程度にしか思っていませんが、このクマゼミの鳴き声はもしかすると、「たいへんな問題がすぐ近くに来てるよ」というメッセージなのかも。
今では、世界各地でいろんな研究機関や団体が温暖化について協議しています。
自然破壊を食い止めつつ、わたしたちの生活にできるだけ影響を与えない方法。
大きな発想の転換をして『第三の選択肢』が求められているように思われます。

わたしたち一人ひとりも、今できること協力できることを少しずつ取り組んでいかなければいけない時期が来たのかも知れませんね。
だって、この地球が壊れたら、わたしたち人間も生きていけませんから。

Fujii



tkn_salon at 14:04 │Comments(0)TrackBack(0)clip!こころのドア 

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